| 一番最初はそばなのに。 |
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| 先輩がワーファリンという薬を使用している患者様の栄養指導をすることになりました。
前にも書いたことがあるのですが・・・(過去の日記はここ) ワーファリンとは抗血栓薬といって、血管内に出来た血液のかたまりである血栓をふせぐための薬。 簡単に言ってしまうと、血液を固まりにくくさせるお薬。
それと逆の働きをするのが、ビタミンK。 血液を固める作用をもっています。
だから、ワーファリンを使用している患者様にはビタミンKを多く含む食品を禁止食材としています。
さてさて、その先輩、改めてうちで禁止している食材を調べ始めた所・・・
うちの病院では、そば、納豆、ブロッコリー禁だったのですが、 そばにはビタミンKが含まれていないことを発見。
改めて調べなおした結果、 納豆、ブロッコリー、ほうれん草、カブの葉、春菊、小松菜に多いことがわかりました。
いろいろと迷った結果、 病院食は教育の意味も含めているので、 納豆、ブロッコリー、春菊、小松菜と禁止することになりました。 ほうれん草、カブの葉は使用してませんので
これはこれで大変。 代わりの食材の発注が・・・
まぁ、患者様のためです、がんばりますよw
ちなみに、そばですが・・・ たぶん、昔ワーファリン服用の患者様がたまたまそば禁で、 それがそのまま定着したのだろうって(゚∀゚ )
ずっと、そばにはビタミンKが含まれているんだ 疑いもしなかったことに、かなり反省です
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06/13(水) | コメント(0) | 栄養・食物のお話 | 管理
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| ぷろてあーぜ |
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| 嚥下困難の患者様。 水分を取ることが困難なため、脱水の危険性があります。
そんな患者様のために提供しているのがお茶ゼリー。
先日、ちょっと気になったことがあったので、 今日はそのお話 
うちの病院では、お茶ゼリーをペースト食の患者様にお昼ご飯時に提供しています。
お茶と砂糖をゼラチンで固めるだけ。
という簡単な代物です。
毎日あまったお茶ゼリーに患者様の果物をそえて 職員に出しているのですが・・・・
この日はパイナップルがのっていました。 しかも、刻まれたパイナップル。
実は・・・パイナップルには タンパク質分解酵素(プロテアーゼ) が含まれているんです。
まぁ、その名のとおり、 たんぱく質を分解する酵素なんですが・・・
たんぱく質であるゼラチンに刻んだパイナップルをのせたら、 ゼラチンのたんぱく質が分解されて、ゲル(ぷるんぷるん度)が低下しちゃいます。
要は、液体になります。 ゼリーがものすっごい揺れてました。 完全にゲルが弱まっている証拠です。
ちなみに、このタンパク質分解酵素は、 パイナップルのほか、 キウイ、パパイアに含まれています。
硬い肉にこれらの果汁をかけると、 肉のたんぱく質が分解されて柔らかくなります。 また、一緒に食べるとたんぱく質の消化を助け、胃腸の負担を軽くします。
パイナップルを食べると舌がピリピリするのは この酵素のためらしいです。
ってか、どれだけ強い酵素なんだよ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
酵素だけあって、熱に弱いため、 ゼリーに入れたい場合は、果物を一回加熱してから、ゼラチンで固めると良いそうです。
初めて、タンパク質分解酵素の威力を実感した一日でした
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05/13(日) | コメント(0) | 栄養・食物のお話 | 管理
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| カロリーupの方法。 |
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| 引き続きネフローゼ症候群の患者様。
ご飯を余り食べることが出来ないということで、 主食1/2量で献立をたててくれとのこと。
今回の指示は・・・ 1400kcal たんぱく40~45g 塩分6g未満
たんぱく質って、一般では55~60gくらいなんですよね。 そうすると、カロリーを上げるのが大変。 だって、たんぱく質って主に肉や魚、大豆でしょ? 当然、それらの使用量が減ると、それらに含まれて一緒にとれる脂質量も減ってしまいます。
たんぱく質や炭水化物は1gあたり4kcalに対して、脂質は9kcalですからね。 ちなみに、アルコールは7kcal。 意外と高カロリーなんです。
こうなると、炭水化物と脂質でカロリーを上げなきゃですが・・・ この方は糖尿病なので、砂糖などの糖類は控えなくてはなりません。 ジュースやゼリー、菓子類の使用は禁忌です。 血糖値、急上昇です 
ここで重要なのが多糖類のでんぷん。 砂糖に比べて血糖値の上昇はゆるやかなんです。 だから、ご飯の存在は重要なのに・・・ しかも低蛋白ご飯使用中なので、たんぱく少ない割りにカロリー高めですw
でも、1/2でしょ~
そしたら脂質を使用しなくては、カロリーが上がりません。 ドレッシングはもちろんオイル入り。 マヨネーズ万歳ですww
でも、これらにも限界があるんですよね。
ということで、治療用特殊食品を使いたいのですが・・・ マクトン(中鎖脂肪酸)の製品とかね。 今、ステキなのがいっぱいあるから
新たなものを購入するのはイロイロと 大変なんですよね。 価格の問題や味の問題もあるし・・・。
とりあえず、今はせっせと作成中。 かなり時間がかかります・・・時間が足りないって言うのに(´Д` )
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04/23(月) | コメント(0) | 栄養・食物のお話 | 管理
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| ネフローゼ症候群 |
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| 1600kcal、たんぱく40g、食塩6g という食事箋が来た。
・・・もともと糖尿病だった患者様。 ネフローゼ症候群になってしまったようです。
ちなみに、ネフローゼ症候群とは たんぱく尿3.5g/日以上が持続するため、低たんぱく血症や浮腫、高脂血症に陥る症候群のこと。
基本は腎臓病食と一緒で、高カロリー、低たんぱく。 低たんぱく血症があっても、たんぱく質は多くしてはいけないらしい。 むしろ、どんどんたんぱく尿が増えてしまう。 だからたんぱく質を減らせばたんぱく尿は減るってことらしい。
まず、思ったのが、 低たんぱくご飯を使うか使わないか・・・ 出来れば使いたくないんです。 一風変わった香りがするし・・・発注上、神経使うんですよね(ノд` )←トラウマ
先輩に相談したら、 使ったほうがたんぱく質の質が良いからって
あぁ、アミノ酸スコア・・・ すっかり忘れていました。たんぱく質の質のお話。
必須アミノ酸の効果は一番摂取量が少ないアミノ酸に制限されるんです。
制限以上摂って余分になってしまったアミノ酸は、 体内で燃えてしまい、その燃えカスが腎臓に負担をかけるそうです。
この質の良いたんぱく質は肉や魚の主に動物性。 低たんぱくご飯を使わないと、肉や魚に使用できるたんぱくが少なくなるから、当然、質は劣りますよね。
それにしても、この患者様、 エネルギーを上げなくてはならないのに、糖尿病。 砂糖の乱用が出来ません。
苦手な献立の一つです。
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04/11(水) | コメント(0) | 栄養・食物のお話 | 管理
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| とろろろろん。 |
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| 今日の腎臓の献立。
とろろがついていました。
カリウム制限ありの腎臓病食(個別対応)です。
前にも語ったことがあるのですが・・・ http://lucky113.btblog.jp/cm/kulSc08T245A8D708/1/ カリウムはイモ類に含まれています。 湯でこぼしをすると減少するので、 うちの病院ではイモ類の提供をしていますが・・・
とろろはちょっと違います。
だって・・・ 生で食べるから。 湯でこぼしてないし、水さらしもしない。
確かに、とろろって気づきにくいですよね。 ってか、気にしているのは私だけ(´Д`?)
ちなみに、 成分表でカリウムの比較をしてみた所・・・ 100g中(生)に バナナ 360mg りんご 110mg ジャガイモ 410mg 長いも 430mg
これはやばくないですか?
私達は患者様の命と常に隣り合わせ。 一発食中毒をど~んと出せは簡単に人の命を奪えます。
だから、何事にも責任を持たなければならない。
私はこういったミスなど・・・おかしい所を発見してしまうニンゲンらしいです。 見つけてしまうたびにドッキドキで・・・
一時期は精神的にやられました
見つけたくて、見つけたわけではない。 でも、見つけなかったら、大変なことになる。
もはや尻拭いは得意分野です
自分も気をつけなきゃって、いつも思う。 きっと、そういうところで学んでいってるんですね。
ちなみに・・・ 今回は配膳直前にとろろを取り出し、夜に他の食品で調節しました
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02/23(金) | コメント(4) | 栄養・食物のお話 | 管理
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